明治時代の戒牒

明治15年一行院で開筵された「授戒会」の贈戒牒(おくりかいちょう)です。伝戒師は増上寺70世 福田行誡上人の御名が記されています。

贈戒牒(久能木家)

授戒会:仏門に入る際、あるいは入った後に、信者としてまもる戒を授ける法会のこと。

戒牒:授戒会の伝巻、授戒会に際して亡き方の追善菩提のために授与する伝巻を贈戒牒という。